こんにちは!ABC整体グループここらぼ整体院新宿院の西田です。
すっかり涼しくなってきましたね。
最近はなんだか東京でも、ゲリラ雷雨がものすごい猛威を振るってますねー。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は私が最近担当させて頂いております患者さんの症例である
足のシビレ、その名も「坐骨神経痛」!
これについてまとめてみました。是非ご覧ください!
一般的なイメージでは、お尻~足先にかけて起こるシビレや痛み。
というイメージがパッと浮かぶかと思います。
坐骨神経はおしりや太ももの筋肉の中を通り、足まで延びています。
坐骨神経痛になると、腰をはじめ、おしりや太ももの後ろ、ふくらはぎ、
すねなどに痛みやしびれ、感覚のまひがあらわれ、時には歩行障害を伴うこともあります。
そんな症状なのですが、実は「坐骨神経痛」というのは
あらゆる似たような症状の総称といいますか、
結構ザックリしているんですね。
要は、人によって原因も症状も多種多様、という事なんです。
では例えば、どのような原因の種類があるのでしょうか。
①腰椎椎間板ヘルニア
背骨は、椎体という骨によって構成されています。
この椎体と椎体の間には、クッションの働きをする椎間板という軟骨があります。
この椎間板がはみだしたり、飛びだしてしまうのが椎間板ヘルニア。
腰部の椎間板で起こると、神経を圧迫し、坐骨神経痛を起こしてしまいます。
②腰部脊柱管狭窄症
脊柱管は背骨の中央にあり、脊髄と、それに続く神経(馬尾(ばび)神経)が通っています。
この脊柱管が狭くなるのが脊柱管狭窄症で、腰のあたりで発症すると、腰部脊柱管狭窄症となります。
③変形性腰椎症
腰椎の形が変形し、神経を圧迫して腰に痛みや足のしびれを起こすのが変形性腰椎症です。
原因としては、加齢、同じ姿勢を長時間続ける、運動などで腰に過度の負担をかける、などがあげられます。
この他にも、腰椎分離症やすべり症、梨状筋(りじょうきん)症候群、
外傷による圧迫、帯状疱疹、カリエス、脊髄腫瘍や骨盤内腫瘍といった腫瘍、糖尿病、
アルコール依存症、喫煙、ストレスなどの原因で起こる場合もあります。
ご自身でセルフチェック出来るリストを上げておきます。
いくつ当てはまるでしょうか。
・ほてりや冷えなどの感覚、むくみや突っ張る感じなどを脚に感じる。
・特定の体勢、姿勢をとることで、
腰、臀部、股関節周辺、太股(特に裏側)、膝、ふくらはぎ、
足首、足の指などのどこかに、痛みやしびれが発生する。
・脚(片脚のみ、または両脚)に力が入らなくなる。
・腰や脚などに手で触れた際に、触れているという感覚が鈍く感じる。
・原因不明(打撲、筋肉痛など以外)の痛みやしびれが断続的にあり、慢性化している。
・横になり腰を軽く丸めるなどの楽な状態でも、痛みやしびれが治まらない。
・歩いてしばらくすると、痛みやしびれが発生し、座ったりすることで痛みが治まり、またしばらくは歩けるようになる。
・くしゃみや咳をすると、下肢や臀部、特に腰に痛みや違和感を感じる。
・歩き始めると痛みやしびれが発生する。
・寝ている最中に強い痛みが発生し起きてしまう。
・排泄時の障害(違和感、頻尿、失禁、排泄時の感覚が無いなど)。
坐骨神経痛は、軽度のうちなら体操などによって自分でも予防したり、改善したりすることができます。
ただし、強い痛みがあったり、歩きにくいといった状態の場合には、
自己流でやると悪化させてしまうことがあるので、かならず受診して医師の指導を受けてください。
坐骨神経痛の予防や改善には、ストレッチと筋肉運動が効果的です。
ストレッチは背骨や筋肉などをゆっくり伸ばし、緊張をほぐすことで、
椎間板や脊柱管への負担を軽減する運動です。
デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢を続けることが多い人は、ときどきストレッチをしましょう。
①立った姿勢で足を軽く開き、からだの力を抜いて手を前に伸ばし、
からだを前にゆっくり倒していきます。
腰部の骨や筋肉を伸ばすのが目的なので、無理に倒す必要はありません。
呼吸をしながら2~3秒その姿勢をキープしたら、ゆっくり元の姿勢にもどります(同じ運動を4、5回くり返します)。
②立ったままがつらい場合は、いすに腰かけた姿勢で、
同じように手を伸ばしてからだを前に倒す方法でもかまいません。
自宅なら、床に座って足を伸ばし、手を前に出してからだを倒す方法もいいでしょう。
一方、筋肉運動は、中高年になるにつれて衰えた腰部や太ももの筋肉を強化することで、
椎間板や脊柱管への負担を軽減する運動です。
いろいろな運動がありますが、
ここでは運動不足の人や高齢者でも無理なくできるスクワット(屈伸)をご紹介します。
①両足を軽く開いて立ち、からだの力を抜きます。
いすに腰かける感じでお尻をゆっくり下ろしていきます。
ひざが90度以上は曲がらない位置でとめ、呼吸をしながらその姿勢を2~3秒キープしたら、元にもどります。
同じ運動を一度に 5~6回、できれば1日に2~3回やりましょう。
お年寄りの場合はお尻を下ろしたときにバランスをくずすと、転倒する危険性もあるので、壁の前やいすの前でやるといいでしょう。
いずれの運動も、痛みなどを感じた場合には中止し、けっして無理をしないでください。
いかがだったでしょうか。
でも自分ではよくわからない、なんとなく気になるなどございましたら、
ぜひお気軽に私たちABC整体グループに一度ご相談くださいませ。
プロの整体師が責任をもってあなた様の大事なお身体を診させて頂きたいと思います。
皆さまのご健康をいつも祈っております。
以上、新宿院の西田がお送りしました。ありがとうございました。
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